チェリビダッケの思い出

先週あたりから何かの拍子にチェリビダッケのことが気になって、
ネット上の色々なCDレビュー記事を読みながら物欲を盛り上げていた。
33枚組で26795円。うぉーこれは買うしかない!とか。

とはいえそんな金は無いので、
図書館でベートーベン・ブラームス チクルスを借りてみた。
本当はブルックナーが聞きたかったのだけど、それは置いてなかった。
早く聴きたい。



彼の名を最初に知ったのは、たしか名古屋の電気文化会館ホールへ
友人の演奏会を聴きに行ったときだと思う。
(本当に彼の名前だったかどうか、いまひとつ確証がないのだが…)

その日、出入口の横の壁に一枚の告知文が貼ってあったのだ。
詳細な文面は忘れたが、大意は以下の通り。


「×月×日に予定されておりました演奏会は、
 指揮者死去のため中止になりました。」


(そんなことがあるんだ…)と、えらく衝撃を受けたのを覚えている。
そのときの指揮者の名前が、たしかチェリビダッケだったような気がするのだ。



その場にいた誰かに聞いてみたい。
「あれってチェリビダッケだっけ?」って。


(ああ、こんなベタなこと書くつもりじゃなかったのにー。)